見た目は第一関門
婚活において、外見を重視する人は多いのではないでしょうか。
親しい関係性において、家族の顔つき、体格、服のセンスは似ているところがあるものですし、友人関係も、どこかしら似ている雰囲気を持っていたり好みが似ていたりすることがあると思います。
似ている部分があると、心理学的に親近感や安心感を感じるメカニズムがあるため、意識していなくても見た目で好き嫌いを判断しているのが普通です。
また、「自分にない部分を補ってくれそうな人に惹かれる」という、お互いの弱点を補い合える関係性に魅力を感じる現象も存在しますが、関係の比較的早い段階においては、相補的な人よりも類似した人の方が好まれやすい傾向があるそうです。
似ているのか、違うのかという、外見を判断する能力は自然と身についているものですね。
さらに、人と関わる仕事においては、清潔感、笑顔、仕草など、好感を持たれる・不快を与えないような指導を受けることは多いと思います。
社会生活を送る上で、見た目に自分なりの基準を持ち、判断したり行動することは、自然に身につくスキルの一部と言えそうです。
となると、人を相手にしない仕事をしている人は、見た目についての最低限のスキルを身につけないと、婚活市場においては不利かもしれません…。
また、「仕事とプライベートは別」と無意識に区切っている人、婚活にまで緊張感を持ち込みたくないと考えている人は、婚活の場面では身だしなみや態度がお休みモードで、せっかく身についている能力を活かせずに不利益を被っているかもしれません。
もちろん、「プライベートは自然な飾らない自分で選んでもらいたい」というお気持ちもあると思います。
その方がうまくいく方もいます。
でも、それで実らない活動が続いているならば、振り返って、演出方法を工夫してみるのも、一つの方法かと思います。
今回は、外見を気にする理由と利点についてまとめてみます。
見た目を磨いたほうが得?
婚活で外見(見た目)が重要になる理由
1.第一印象の圧倒的な影響力(メラビアンの法則)
・視覚情報が55%
心理学の「メラビアンの法則」によると、人が受け取る印象のうち、話の内容などの言語情報は7%にすぎず、表情や態度、服装などの視覚情報が55%を占めると言われています。
・「あり・なし」の判断
婚活では特に、初対面の数秒間で相手が「あり」か「なし」かというスクリーニング(選別)が行われます。
内面を知ってもらう前のこの段階で、外見(見た目の清潔感や雰囲気)がネガティブな印象を与えてしまうと、次のステップに進む機会すら失ってしまいます。
2.ハロー効果(後光効果)による内面の推測
・ポジティブな外見の拡大解釈
外見が魅力的、または身なりが整っている(清潔感がある)と、「ハロー効果(Halo Effect)」が働き、「この人は性格も良いに違いない」「仕事もできるに違いない」といった、実際には確認されていないポジティブな内面の要素まで自動的に推測してしまう傾向があります。
・機会の創出
外見による好印象は、相手に「もっとこの人の内面を知りたい」と思わせる強力なきっかけとなり、デートや会話の機会を増やし、相性を確認するチャンスを生み出します。
3.外見は「自己管理能力」や「社会性」の表れと見なされる
・生活態度・価値観の投影
多くの人は、外見に気を遣っている姿勢を「自己管理能力がある」「他者に対して配慮ができる」社会性や成熟度の証と見なします。
清潔感のある服装、手入れされた髪や肌、健康的な体型などは、「自身の生活をしっかり管理している」「相手に会うために準備をする努力を惜しまない」というメッセージを伝えます。
・長期的な期待
婚活においては、結婚後の生活を想像します。
「一緒にいて恥ずかしくないか」「自分の家族や友人に紹介できるか」という視点で見たとき、外見に配慮した人は生活もちゃんとしていそうという安心感につながります。
4.進化心理学的な選好
・健康と繁殖のシグナル(特に男性→女性)
進化心理学の観点からは、男性は無意識に健康や若々しさを示す外見的特徴に惹かれる傾向があるとされます。
これは、健康で強い子孫を残すという繁殖戦略を最小限のリスクで行うための本能的な選択であると考えられています。
まとめ
婚活において、最終的にパートナー選びの決め手になるのは価値観の類似性や性格といった「内面」であることは間違いありません。
しかし、その大切な内面を見てもらうための「スタートラインに立つ切符」として、外見、特に清潔感と身だしなみは極めて重要であると言えます。
「外見磨き」は、自分自身の内面的な努力(自己管理能力)を、最もわかりやすい形で相手に伝える手段でもあるのです。
外見磨きは、ご自身の内面的な魅力を伝えるための重要な「パッケージ」です。
おしゃれさよりも「清潔感」と「身だしなみ」に焦点を当てることが最優先です。
自分目線ではなく相手目線で厳しくチェックすること。
不安な場合は、信頼できる友人や家族、または婚活の専門家などに客観的なフィードバックをもらうことをお勧めします。
自分には見えないものだけれども、
相手には常に見えている見た目。
だからこそ、自分のためではなく、相手のための思いやりの現れが外見とも言えます。
気恥ずかしさからこれまであまり気にかけてこなかった人も、これから人生を共にするパートナーのために、今日から意識してみてください。
その意識が、行動が、あなたの向かう未来を左右しますよ。
東京品川の結婚相談所 シェアリングハピネス
仲人結婚コンサルタント 丹野絢子

