プロフィールの文章における「余白」について
前回まで、婚活における魅力について触れてきました。
その中にもありましたが、まずは相手の方に「会ってみたい」と思われるプロフィールを作成することは大切です。
「話してみたらこんなに面白いのに」
「ギャップが素敵」
「一緒にいると落ち着く」
など、会って感じたり相性を確認しないと分からないことも、まずは「選ばれる」ステップで成功しないことには、相手に知ってもらうことができません。
今回は、「読み手に質問したいと思わせる余白を持たせるプロフィール」について、具体例を交えてまとめてみたいと思います。
プロフィールに余白を持たせる
プロフィールの文章における「余白」とは、相手がその文章を読んだ時に、
「それってどういうこと?」
「もっと詳しく聞いてみたい!」
と、会話のきっかけ(フック)が生まれる隙間のことです。
逆に「独りよがりな文章」は、情報を全て完結させてしまったり、自分のこだわりを押し付けたりして、読み手が入り込む隙がありません。
具体的な事例を比較して解説します。
プロフィール文章の比較例
1.趣味(料理)の場合
×独りよがり・完結しすぎな例
「趣味は料理です。健康に気をつけて毎日自炊をしています。得意料理は肉じゃがとハンバーグとパスタです。栄養バランスを考えた献立を常に意識しています。」
印象:正論すぎて隙がない。「そうですか、すごいですね」で終わってしまい、質問が思い浮かびにくい。
⚪︎余白(質問したくなる)がある例
「料理を作るのも食べるのも大好きです。最近は旅行先で食べた『あの味』を家で再現することにハマっています。なかなか一発ではうまくいきませんが、試行錯誤する時間も楽しんでいます(笑)」
余白のポイント:「あの味って何?」「どこの国の料理?」「最近の失敗作は?」など、相手が具体的なエピソードを聞きたくなるフックがある。
2.休日の過ごし方の場合
×独りよがり・情報過多な例
「休日は朝7時に起きてジムへ行き、午後はカフェで読書をして、夕方は作り置きの料理をします。時間を有効に使うのが好きなので、ダラダラ過ごすことはありません。」
印象:ストイックすぎて、一緒にいると息が詰まりそう。自分のルーティンが完成されており、相手が入り込む余地がない。
⚪︎余白(質問したくなる)がある例
「休日はのんびり街歩きをすることが多いです。素敵なお店を見つけると、ついふらっと入ってしまいます。最近も住宅街でひっそり営業している美味しいパン屋さんを見つけました。おすすめの『隠れ家スポット』があればぜひ教えてください!」
余白のポイント:「どんなパン屋さん?」「自分も隠れ家知ってます!」と、相手が自分の情報を出しやすくなり、共通点を探るきっかけになる。
3.性格・結婚観の場合
×独りよがり・抽象的すぎる例
「私は誠実で優しい性格だと言われます。結婚したら、お互いを尊重し合い、温かい家庭を築きたいと思っています。嘘をつかない、誠実な方を希望します。」
印象:誰にでも当てはまる言葉で、その人らしさが見えない。「誠実」の押し付けが少し重く感じることも。
⚪︎余白(質問したくなる)がある例
「基本的には穏やかな性格ですが、美味しいものを食べている時は、自分でも驚くほどいい笑顔になって友人によく笑われます。些細なことで一緒に笑い合えるような、明るい関係を築けたら嬉しいです。」
余白のポイント:「最近何食べて笑ったの?」「何が好物?」と言いう具体的な話から、笑顔が素敵な人なんだなと言うポジティブなイメージを抱かせる。
「余白」を作るための3つのコツ
1.「名詞」ではなく「エピソード」を添える
「旅行が好き」だけで終わらせず、「去年行った〇〇で食べた△△が忘れられなくて…」と、情景が浮かぶ一言を添える。
2.完璧を目指さない(弱みや可愛げを見せる)
「こだわりが強い」よりも「ついつい夢中になってしまう」など、愛嬌のある表現に変える。
3.相手への「問いかけ」や「お誘い」を入れる
「一緒に□□を楽しめる方だと嬉しいです」「◇◇について教えてほしいです」など、相手が返信しやすいパスを出す。
まとめ
これらを意識すると、「選ばれるプロフィール」に近づきます。
「この文章を読んだ相手が、質問をしたくなる」ポイントがあると、お見合い成功率は上がると思います。
プロフィール作成も、自己プロデュースの一環です。
そのほかの条件がどれだけ良くても「この価値観だけは譲れない」という条件があるならば、「拒絶」の印象ではなく「やんわり」と伝えることは、その条件に合致する人への印象も良いと思います。
「これを聞いてみたい」と相手に興味を抱かせるような演出は、相手の方にこちらの世界に入り込んでもらえる様な、隙を作らなければ生まれないかもしれません。
それは、自分が言いたいことを表現するような、身を守る閉じたコミュニケーションではなく、相手の方との会話によって、自分が答える内容に幅がある、事前に答えを用意できない開いたコミュニケーションになると思います。
人間関係にはコミュニケーションは重要ですが、豊かなコミュニケーションにつながる演出を、プロフィール作成が担うことができるのです。
コミュニケーションのきっかけになる「会ってみたい」と思われるようなプロフィール作成、頑張ってくださいね。
東京品川の結婚相談所 シェアリングハピネス
仲人結婚コンサルタント 丹野絢子

